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■ 自己演出とは何か ビーンスターの考える「自己演出」とは、自分が実現・達成しようとしている目標に近づいていくため、積極的かつ戦略的に情報発信することです。

効果的に情報発信することができれば、周囲の人は発信された情報に反応し、協力してくれたり、チャンスを運んできてくれたり、期待して見守ってくれたりします。

こうした周囲の人たちとの関わり(コミュニケーション)の中で、さまざまな学びや経験が得られ、発信される情報の質や効果も高まっていきます。そうして更に目標に近づいていけるのです。

考えてみれば、今、私たちは、自分のことを自分で積極的に説明していく必要に迫られて生きています。

成果主義の導入で、達成目標を上司と話し合い、進捗を伝え、正当な評価を受けるために「一体どんな結果を出したのか」をきちんと説明し、相手の合意を得なければなりません。成果には常に「解釈」が大きく影響するためです。

日経BP社が2004年、3000人以上に対して行なった調査で、自分の年収に不満がある人は65%という結果が出ました。興味深いのは、この不満の主な理由が、年収の額ではなく、「能力や成果が反映されていないため」だということです。

評価制度自体の問題もあるかもしれませんが、ここで大切なのは、個人の「仕事」に「結果を出す」こと以外に「結果を伝える(説明する)」という仕事が、新たに加わったということです。

これから自分の名前で仕事をしていこうとしている人なら、事態はもっと切実です。知名度もない、実績もないという人は、自分は何ができるかを数多くの人に説明し、小さなチャンスをつかんで経験を積み、「この分野ならこの人」という認知を生み出していかなくてはなりません。

経営者にも同じことが言えます。ビジネス環境が激変する中、IT化やグローバル化等によって新規参入が活発になり、過酷な競争が繰り広げられています。そんな中、自分たちがどんなビジネスを展開しているのか、どんな特長を持ち、誰にどんな付加価値を提供できるのかを積極的に発信しなければ、たとえ実績のある企業でも、そのうち消費者は気にもとめなくなってしまいます。

商品・サービスがよければ売れる(売れ続ける)、なんて時代ではないわけです。

   
●効果的な自己演出とは ビーンスターの考える効果的な自己演出の条件には、3つの柱があります。それは、「認知」「価値」「信頼」です。

「認知」とは、自分の存在や自分のことについて知ってもらう、詳しく理解してもらうためにはどうすれば良いかを考えること。どんな場所、方法で情報を発信することが正しく効果的な認知につながるかを考えるという観点です。

「価値」とは、必要とされる情報を考えること。情報を発信する相手にとって価値のある情報でなければ、いくら認知されても受け取ってもらえません。価値の高い情報とは何なのかを常に考えるという観点です。

「信頼」とは、自分の発信する情報自体に対する信用を高めるということ。どれだけ何度も耳にする話をしても、どれだけ価値のある話でも、その話がウソっぽいなら誰も聞きません。発信する情報が本当であると信頼してもらうためにはどうすれば良いかを考えるという観点です。

これを商品を例にとって考えてみると、

・商品が良くても、その良さを知られなければ売れることはない(認知)

・商品が良くても、欲しいと思ってもらわなければ売れることはない(価値)

・商品が良くても、本当に良いのか信用してもらえなければ売れることはない(信頼)

ということです。

この認知・価値・信頼の3つの観点で、発信する情報の質を高めていくことによって、自己演出は少しずつ反応を得られるようになり、やがてさまざまな効果を発揮していくことになります。

 

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